【青山商事】 やばい、連続赤字 今後の株価は? 銘柄分析

ブログにて日本株の銘柄分析を行っています。

今回の銘柄は青山商事です。

徐々に進行してきたスーツ離れにコロナが追い打ちをかけ、近年赤字が続いて苦しんでいます。

このカテゴリでは僕が興味を持った銘柄について投資目線でまとめています。

但し、僕の資金力で買える単元株10万円以下の銘柄を対象にしています。

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この記事の結論

・青山商事は連続赤字真っ只中、経営再建策が緊急で必要

・中期経営計画では主力のビジネスウェア事業には詳しいビジネスプランがあったが、事業縮小で空いた土地活用に ついて具体性なし

・赤字は大きいが、老舗の企業だけあって純資産たくさんもってるから数年は大丈夫そう

・中期経営計画では2023年3月には収益かなり回復する見込みらしい、それを信じると現在の株価は割安

・2021年度は通期では黒字予想らしい

・テクニカル分析すると、現状の株価は下落余地があるように見える。もう少し安い価格で買える可能性あり

青山商事について

青山商事はサラリーマンなら聞いたことがある紳士服チェーン「洋服の青山」を経営しています。

日本一の紳士服売上高を誇っています。

また、ギネスブックより「スーツ販売着数世界一」の認定を受けています。

上場市場は東証一部であり、時価総額は約350億円(2021年8月現在) です。

事業領域

・ビジネスウェア事業
  中枢事業であり、青山の他にTHE SUIT COMPANYなどの店舗を経営しています。
・カード事業
  AOYAMAカードを使った金融サービス事業です。
・印刷・メディア事業
  全国の流通小売業を中心顧客に販売促進支援企業としてサービスを行っています。
・雑貨販売事業
  100円ショップ「ダイソー」をFC展開しています。
・総合リペアサービス事業
  靴修理や鍵複製などのサービスを行うMISTER MINITを経営しています。
・フードサービス事業
  「焼肉きんぐ」や「ゆず庵」を FC展開しています。
・その他事業
  小売店舗展開やWebメディア事業などを展開しています。

参考:青山商事 経営方針・体制・中期経営計画 Aoyama Reborn 2023

セグメント別売上構成比率

参考:青山商事 グループ事業

色々と事業展開はしていますが、こちらを見るとまだまだビジネスウェア事業の比率が高いですね。

ファンダメンタル分析

株価:701円
予想PER:15.17倍 
実績PBR:0.22倍
自己資本比率:48.8%
予想配当利回り: 1.17% ※SBI証券の予想値、青山商事公式発表では「未定」
            ※配当権利確定月:3月、9月
株主優待:あり ※100株以上保有から

※ 参考:SBI証券 2021/8/15時点の算出値

予想PERに倍率がつくということは今期は通期黒字を出せる見通しということですね。

ただ、個人的には衰退が避けられな業界にしては高いなという印象です。

PBRや自己資本比率は健全ですね。

さすが老舗です。

業績によっては今後も無配もあり得るので注意です。

これまでの業績

参考:SBI証券 業績フラッシュ

売上、当期利益ともに2019年度3月期から下がり始めています。

2019年度3月の決算ということはコロナの前からです。

つまりコロナは大きなショックだったとは言え、その前からピンチは表面化していたということです。

その翌年の2020年度3月からは大赤字ですね。

まだコロナ影響少なかったはずなのに・・・。

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中期経営計画から

青山商事では2021年~2023年までの中期経営計画を立てています。

青山商事の問題認識

参考:青山商事 経営方針・体制・中期経営計画 Aoyama Reborn 2023

つまりスーツの需要自体が減っているということでしょうね。

このままではジリ貧だと認識しているようです。

問題に対する対応

青山商事が考えている対応策を抜粋します。

・構造改革

参考:青山商事 経営方針・体制・中期経営計画 Aoyama Reborn 2023

これはすでに進行中のようですが、希望退職というリストラとダウンサイジングと効率化を推進するようです。

・ビジネスウェア事業のリブランディングと成長分野拡大

参考:青山商事 経営方針・体制・中期経営計画 Aoyama Reborn 2023

ブランド価値再構築の企画業務と効果については、僕のような素人にはわかりません。

しかし、オーダー販売比率の拡大は良いように思えます。

在庫や売場面積の縮小が期待できると思います。

ぜひDX戦略とともに成功させてほしいです。

・グループ経営の推進

参考:青山商事 経営方針・体制・中期経営計画 Aoyama Reborn 2023

店舗の閉店、面積縮小した後の不動産戦略のため不動産事業部を作るようです。

元々郊外に良い土地を持っている会社なので、地の利を活かした新店舗経営を期待したいです。

中期経営計画で目指す姿

参考:青山商事 経営方針・体制・中期経営計画 Aoyama Reborn 2023

2021年度の純利益は30億円、2023年度の 純利益は80億円を見込んでいるようです。

セグメント別計画を見ると、収益の立て直しを行うのはビジネスウェア事業のようです。

僕的には空いた不動産を活用した収益計画があると良いなと思ったのですが、 まぁこれからですよね。

仮に2023年に純利益が80億円となった場合は、現状の株価だとPER4.4倍程度になりますね。

いくら衰退産業といっても、お買い得すぎる価格ですね!

こう考えると現状の安値のつけた際に買っておくのもいいかもしれません。

最新の決算資料から

最新資料は2021年4~6月の四半期報告書になります。

参考:青山商事 IRライブラリー 有価証券報告書・四半期報告書

去年に比べれば全体的に赤字額は減りましたが、ここ一年で自己資本比率が5%程度減っていますね。

先ほどの中期経営計画の段落では割安と書きましたが、経営再建待ったなしの状況は大きなリスクですね。

とはいえ老舗だけあって、まだまだ自己資本はありますね。数年は持ちそうです

配当と株主優待

・配当

参考:青山商事 経営方針・体制・中期経営計画 Aoyama Reborn 2023

SBI証券の予想では配当出るようになってましたが、公式では未定ですね。

ってか出している場合じゃないですよね。

・株主優待

参考:青山商事 株式情報

株主優待券として、20%オフの割引券がもらえます。

100株以上からもらえるのでありがたいですね。

これから就活を始める学生さんにあげたら喜びそうです。

ちなみに、金券ショップで売れるみたいですよ。

ネットで検索すると買いたい業者さんが出てきます。

テクニカル分析

月足

4500円と1000円近辺に水平線が引けます。

-水平線参考記事-
 テクニカルチャート分析紹介③-トレンドラインと水平線-使い方紹介

現在は未曾有の危機ということで、長年続いたこの価格帯から脱落しているといったところでしょうか。

週足

週足で見ると、キレイな下落トレンドラインが引けます。

-トレンドライン参考記事-
 テクニカルチャート分析紹介③-トレンドラインと水平線-使い方紹介

一時株価は450円近辺をつけましたが、現状は反発してトレンドライン上限にいるといったところでしょうか。

よく見ると、1000円の水平線でも一度跳ね返されており、一目均衡表の雲の中で乱高下している感じですね。

-一目均衡表参考記事-
 テクニカル分析紹介⑦ -一目均衡表- 難解だが効果的 簡単な使い方

よくテクニカルがハマっているチャートと言えます。

日足

日足で見ると上の白色の四角内のチャート形状はダブルトップに見えます。

ダブルトップは完成すると、ベースラインから上下対象の値幅まで値動きを狙えることが多いと言われています。

-ダブルトップ参考記事-
 テクニカル分析紹介⑥ 反発しやすい形状-ダブルトップと三尊-

下の白色の四角はダブルトップの大きさと同じ価格幅です。

※グラフの縦軸の影響で一見そうは見えませんが、計算すると合ってます。

こちらを見ると、すぐではなさそうですが、待っていればそのうち400円台をつける可能性もあり得そうです。

まとめ

青山商事の銘柄分析を行ってみました。

ファンダメンタル分析から

現状の損益状態はかなりやばいですね。。

希望退職や店舗閉店などのリストラ、配当無配化など大胆な出費削減策を打っています。

とはいえ老舗だけあって、まだまだ自己資本はありますね。数年は持ちそうです

中期経営計画では、ビジネスウェア事業に関して良さそうな戦略を出していますが、リストラ後の土地の活用事業がまだ未決定なのが不安です。

中期経営計画通りにいけば、2023年末時点で現状の株価は割安かと感じました。

テクニカル分析から

長期の価格帯からはみ出て割安に見えますが、今の経営状態を考慮すると飛びつく価格ではないかもしれません。

チャートの株価推移的にはトレンドライン、チャート形状的には下落余地があるように見えます。

買うなら、もう少し待って下がったら買うでいいのではないか?と思います。

もし上がってしまったら?日本株は他にもたくさんの銘柄がありますと僕は思います。

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