お疲れさまですリーマンさとしです!
ブログにて日本株の銘柄分析を行っています。
このカテゴリでは僕が興味を持った銘柄について投資目線でまとめています。
但し、僕の資金力で買える単元株10万円以下の銘柄を対象にしています。
企業概要
大阪大学発のベンチャー企業です。マザーズに上場しています。
バイオマーカーの開発およびそれを用いた生体評価システムの確立を通して、新規医薬品及び機能性食品等の研究開発に貢献することを目的に設立されました。
現在は上記に加えて化粧品事業にも参加しており、なぜかその事業がダントツの売上を計上しています。

ファンダメンタル分析
業績指標関連
株価:433円
予想PER:13倍
実績PBR:1.93倍
自己資本比率:82.7%
予想配当利回り:1.05%
※ 参考:SBI証券 2021/7/27時点の算出値
配当にはあまり期待できませんね。
異常に自己資本比率が高いです。後に示しますが増収増益企業なので当面は資金面の心配はなさそうです。
PERも15倍を切っており、割安と言えそうです。
これまでの成長力について
売上推移

純利益推移

見事な右肩上がりですね。会社予想をちょくちょく超過しているところも好印象です。
セグメントごとの売上高及び利益

化粧品の売上及び利益が抜けてますね。
化粧品は中国市場での売上が非常に大きいようです。
しかし、外出が制限されたコロナ渦でも売上(前年同期比8.2%増)および利益 (前年同期比7.8%増) を延ばしています。
押しも押されぬ大黒柱とも言えそうです。
ちなみにバイオマーカー開発事業は唯一の赤字部門である生体評価システム事業に含まれているようです。
テクニカル分析
月足

チャートは2013から長期上昇トレンドの真っ最中です。
その中で今はちょうどトレンドライン下限にいます。
前回高値は約1000円でもしここで反転すればかなりおいしい銘柄になります。
ただ、1000円は2回跳ね返されており、ダブルトップにも見えます。
また、今の価格は過去に高値で跳ね返されているので水平線も引けます。
-トレンドライン、水平線参考記事-
テクニカルチャート分析紹介③-トレンドラインと水平線-使い方紹介
-ダブルトップ参考記事-
テクニカル分析紹介⑥ 反発しやすい形状-ダブルトップと三尊-
週足

週足で見ると中期下降トレンドラインの中にいます。
ここ数週間は430円近辺の水平線上で値動きが収束してきているように見えます。
まとめ
総医研ホールディングスの分析をしてみました。
・売上、利益はここ数年増収増益です。
・チャートも数年間の長期で見れば上昇トレンドです。
・中期的チャートは去年の9月から中期下降トレンドです。
・平行線で見れば400~1000円のボックス圏内にいるとも見えます。
・現在の価格はボックス圏の下限にいます。
エントリータイミングとしてはすごく魅力的な価格にいます。
ただ、チャートがダブルトップっぽいのが気になります。
コロナショック時でも安値が310円近辺なので、リスクリワードは良いと思います。
ワンチャン410円程度まで下がったら買ってもいいかもと思います。
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