【エーアンドデイ】業績好調なのに低PER 理由は?買い時は? 

ブログにて日本株の銘柄分析を行っています。

今回の銘柄は7745【エーアンドデイ】です。

業績は右肩上がりで配当も3%弱なのになぜか低PERです。

最近株価が右肩下がりな理由と買い時の価格を分析してみました。

業績右肩上がりの銘柄ですが株式交換での普通株式発行が嫌気されていると感じます。
配当も悪くなく配当性向は低く今後の増配も期待できそうです。
私見ですが株式交換発表前の株価を基準に適正株価を計算してみましたが、その価格よりも現状価格は割安と考えます。
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エーアンドデイについて

概要

様々なものを測る電子計測機器の開発・製造・開発を行っている会社です。

事業領域は「計測・計量機器事業」と「医療・健康機器事業」に分かれています。

時価総額は約200億円で東証1部に上場しています。

事業セグメント

計測・計量機器事業

波形解析システムや材料試験機などの工業用計測機器や電子天秤やロードセルなどの計量機器を扱っています。

特に電子天秤は理科系の方なら見たことがあると思います。

参考:エーアンドデイ 企業情報 事業概要

医療・健康機器事業

家庭用、病院用の血圧計やメディカル計量器を扱っています。

この血圧計も健康診断や病院で見たことがある気がします。

参考:エーアンドデイ 企業情報 事業概要

セグメント売上、利益構成

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

海外での売上比率が半分近いんですね。

稼ぎ頭は日本市場の医療・健康機器で利益率も20%近くありますね。

ファンダメンタルズ分析

株価:928円
予想PER:5.6倍 
実績PBR:0.85倍
自己資本比率:38.4%
予想配当利回り:2.69% ※権利確定月3,9月
株主優待:なし

※ 参考:マネックス証券 2022/2/18時点の算出値

低PER、PBRです。

配当利回りも悪くないので業績が頭打ちなのでしょうか?

同業他社との比較とともに長期の業績実績を見てみます。

同業他社との比較

精密機器、医療機器という括りで比較しています。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

時価総額は断トツで低いですが、PERとPBRの低さが目立ちます。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

島津製作所ばりに業績は右肩上がりです。

売上に関してはほぼ昨年通りか最高売上更新なので頼もしいですね。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

ここ数年は利益率も悪くなく、ROEは10%超えが多いので良いですね。

最新の第3四半期決算から

参考:エーアンドデイ IR資料室 2022.02.08第3四半期決算説明資料

原価高を販売価でプラスにして、尚且つ諸経費の低減で利益を出しています。

良い内容の増収増益だと思います。

税引き前利益の進捗率は68%程度ですが、この銘柄は本決算で高い利益を出す傾向の銘柄です。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

この調子でいけば今年の予想利益に届きそうな感じがします。

通期の増収増益に対して順調そのものですね。

配当について

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

配当はここ10年で減配がなく、実績配当性向は15%程度です。

利率は3%に届きませんが、今後の増配期待ができるいい傾向です。

現在売られ続けている理由

こんなに優秀な銘柄がなぜ売られ続けているのでしょうか。

原因を分析してみました。

どうやらエーアンドデイはホロンという会社を株式交換で完全子会社にするようです。

参考:エーアンドデイ IR情報メニュー 株式会社えー・アンド・デイと株式会社ホロンの経営統合に関するお知らせ

ここで重要なのは「A&Dが保有する自己株式を一部充当するとともに、新たに普通株式の発行を行う予定です。」の文です。

SBI証券の株主情報によると、自社は161万株しかもっていないようなのでほぼ株式発行と考えています。

そうすると株式の希薄化が起こります。

現在発行済み株式は約2,200万株です。

わかりやすくするために今回の株式交換は全数発行されるとすると670万株になります。

そうすると、EPSは約0.75倍となります。

株の買い時

株式交換による希薄化の影響

株式交換発表前日の2021/11/28の終値は1,264円でした。

これを0.75倍すると948円となります。

経営統合による利益額の影響

2021年度の両社の利益です。

・エイアンドデイ:3,339百万円
・ホロン:431百万円

合わせると3,770百万円です。

1.12倍になっています。

予想適正株価

948円の1.12倍で1061円となります。

そう考えると現状の株価は割安なのではないかと思います。

仮に今後会社の業績が上がるとすればもっと適正価格は高くなると思います。

テクニカル分析

月足

水平線を4本引いてみました。

ちょうど適正株価と試算した1061円近辺に引けるのが面白いですね。

週足

週足ではもう一本水平線を追加してみました。

前回安値割っているように見えます。

日足

日足でみるとここ数日下値を揉んでいるようですね。

ウクライナ情勢などで下に貫いたらもっと下がるのでしょうか?

まとめ

ファンダメンタル分析

・長期的に増収増益で好調です
・配当も悪くなく配当性向が低いので増配期待できます
・ホロンという会社を子会社するための株式交換が嫌気されて売られていると思います
・株式交換前の株価から計算すると現状の価格は割安かと思います

テクニカル分析

・1000円近辺にある水平線を下にブレイクしています
・去年の安値を下回っており、さらに下にいく可能性もあります

総括

業績右肩上がりの銘柄ですが株式交換での普通株式発行が嫌気されていると感じます。

私見ですが、ちょっと売られすぎな気もします。

今週の値動きに注目しながらチャンスがあれば買ってみたい銘柄です。

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