【長期保有向き?】高配当でも業績好調銘柄 グランディハウス

ブログにて日本株の銘柄分析を行っています。

今回の銘柄は【8999】グランディハウスです。

業績好調ですね。

配当5%近いのに業績は長期で右肩上がりです。

魅力ある銘柄なのか?

分析してみました。

業績右肩上がりの高配当銘柄なので、安心して保有できそうです。
ただ、値動きは小さいのでトレードには不向きな気がします。
配当は約5%と非常に高いのでポートフォリオに入れてもいいと思います。
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グラインディハウスについて

概要

栃木県宇都宮市に本社を置くハウスメーカーです。

北関東および千葉県を主な営業エリアとしています。

土地開発から設計製造および販売と引渡し後の対応までグループで行っています。

参考:グランディハウス 会社・グループ概要

売上利益の事業構成比率

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

不動産販売が売上高、利益ともに大半を占めていますね。

比率は低いですが不動産賃貸の利益率が凄まじいですね。

ぜひとも不動産賃貸の売上比率を上げていってほしいと感じます。

時価総額

1月3日時点の時価総額は約150億円です。

小型株かなと思います。

ファンダメンタル分析

株価:493円
予想PER:7.2倍 
実績PBR:0.61倍
自己資本比率:39.8%
予想配当利回り:4.87% ※マネックス証券の予想値 権利確定月3月
株主優待:なし

※ 参考:マネックス証券 2022/1/8時点の算出値

同業他社との比較

概要比較

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

時価総額がほぼ同じの会社を並べてみました。

みんなPERが7倍前後です。

不動産セクターはPERが低いんですね。

自己資本比率も悪くないと思います。

長期売上高と純利益比較

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

売上高はタカラレーベンとグランディハウスの売上高が右肩上がりですね。

ただ利益額で言うとグランディハウスだけコロナ前の水準を回復しそうな予想になっています。

利益率比較

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

グランディハウスはROEは特筆すべき数値ではないですね。

不動産セクターの中でのグランディハウスの魅力は売上、利益額が右肩上がりで尚且つ高配当ということかと思います。

直近の決算資料から

参考 グランディハウス 令和4年3月期(第2四半期)決算説明資料

前年はコロナ元年だったというのもありますが、絶好調ですね。

不動産販売が大きく寄与してしるようです。

次に今年の業績見通しです。

参考 グランディハウス 令和4年3月期(第2四半期)決算説明資料

なんと進捗率66.8%です。

銘柄スカウターで見ると、この会社の売り上げに季節要因は特になさそうです。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

とすると、当然上方修正は期待したいところです。

ただ、みんな同じこと思っているはずなので決算前にどんどん株価が上がったら好決算売りに注意かもしれません。

中期経営計画から

参考 グランディハウス 令和4年3月期(第2四半期)決算説明資料

中期計画では令和6年度に売上600億円、利益26億円を目指すようです。

経営戦略の中身については数値的な表現が見つけられなかったので良し悪しが分かりません。

しかし、順調に成長してきている会社なので現実味あるんじゃないでしょうか。

もし計画通りであれば、今のPERは高くも低くもないので株価1.3倍程期待できるのではないでしょうか。

配当について

参考 グランディハウス 令和4年3月期(第2四半期)決算説明資料

配当性向35%を目標にしているようです。

今年の予定配当性向は35%なので、順調に成長するのであれば増配が期待できますね。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

連続増配中ではないのですが、減配していないところも心強いです。

テクニカル分析

月足

2018年までは強い上昇トレンドラインの中にいたのですが、ここ数年はレンジっぽい値動きをしています。

参考記事:トレンドラインと水平線-
テクニカルチャート分析紹介③-トレンドラインと水平線-使い方紹介

参考記事: レンジ-
テクニカル分析紹介④ レンジと三角持ち合いをわかりやすく説明

週足

レンジの値幅を380~515と仮定してみました。

直近の値動きは青色の上昇トレンドラインと水平線でアセンディングトライアングルとも見れます。

また、週足では三役好転しています。

強いチャートです。

参考記事: アセンディングトライアングル-
テクニカル分析紹介④ レンジと三角持ち合いをわかりやすく説明

参考記事:三役好転-
テクニカル分析紹介⑦ -一目均衡表- 難解だが効果的 簡単な使い方

日足

アセンディングトライアングルと見ると、先端は今年の5月ですね。

先端まで行くことも多いので、値幅は大きくない分、トレード向きではないかもしれません。

アセンディングトライアングル抜けたら、もしかしたら結構上昇するかもしれません。

まとめ

ファンダメンタル分析

・売上高、利益ともに順調に右肩上がりの銘柄です。
・配当は5%程度と高配当です。配当性向的にも将来の増配期待ができます。

テクニカル分析

・チャートは強いです。
・値動きは小さいです。

総括

業績右肩上がりの高配当銘柄なので、安心して保有できそうです。

ただ、値動きは小さいのでトレードには不向きな気がします。

僕としてはポートフォリオに入れてもいいかなと考えています。

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