【JUKI】工業用ミシン世界シェア1位 低PER 円安恩恵銘柄

ブログにて日本株の銘柄分析を行っています。

今回の銘柄は6440【JUKI】です。

1938年創業で戦前から存在している老舗企業です。

工業用ミシンの世界シェアNo.1で売上の約85%が海外で占められているグローバル企業です。

昨今為替相場を席巻している円安の恩恵を強く受ける銘柄です。

投資可能か銘柄分析してみました。

日本が世界に誇るグローバル企業ですが、ちょくちょく赤字になりますね。
中期経営計画も数字の割にすごく響く感じではありませんでした。
しかし、この銘柄は1円安で3億円弱の利益が乗るようです。
2022年計画の数値は1米ドル105円で計算されています。
会社計画で予想PERを計算するとナント7.7倍!
数年に渡って保持したい銘柄ではありませんが、数か月のスイングなら十分狙える銘柄だと感じました。
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JUKIについて

主力事業の工業用ミシンは世界1位のシェアを誇るようです。

事業領域は裁縫機器&システム事業と産業機器&システム事業に分かれており、なんと海外売上が85%近くを占めます。

参考:JUKI 会社情報

まさにグローバル企業です。

主な製品は工業用ミシン、家庭用ミシン、実装関連装置です。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

売上構成比では裁縫機器&システム事業の方が高いですが、利益構成比は産業機器&システム事業の方が高いんですね。

上場市場は東証1部で時価総額は約250億円です。

ファンダメンタル分析

株価:815円
予想PER:7.7倍 
実績PBR:0.68倍
自己資本比率:27.3%
予想配当利回り:3.68% ※権利確定月12月
株主優待:なし

※ 参考:マネックス証券 2022/3/27時点の算出値

予想PERの低さが目を引きますね。

実績PBRも低くて良いのですが、自己資本比率も低いです。

同業他社との比較

ミシン関連で比較銘柄を選定しました。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

ミシン業界は老舗が多いだけあって総じてPBRが低いですね。

配当利回りも高めの企業が多いです。

JUKIの自己資本比率は他社に比べて低いですね。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

JUKIとペガサスミシンはちょくちょく赤字決算出しますね。

長期で持つ場合は高値時期で購入は控えたい感じがします。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

ROEで見るとJUKIは良いときはすごく良いんですね。

安定感から見たらジャノメやブラザー工業のの方が良さそうです。

2021年12月期 本決算資料から

2021年本決算実績

参考:2021年12月期 決算説明会資料

2020年度は赤字でしたが、2021年度はコロナ前の2019年を超える好決算だったようです。

これは中国経済の回復や欧米などの先進国での経済活動再開、半導体関係の需要拡大が要因だったようです。

参考:2021年12月期 決算説明会資料

売上高の内訳は2019年とほぼ同じですが、2021年度は産業機器&システムの利益額の方が多いですね。

裁縫機器&システムには部品、物流コストの増加があったようです。

コロナ渦ならではですね。

2022年業績予想

参考:2021年12月期 決算説明会資料

来季は経常利益50億円の純利益31億円を計画しているようです。

どうやって成長するかというと売上拡大やコスト構造改善による固定費削減のようです。

ただ、注目すべきは来期の為替レートが105円であることです。

四季報には下記のような記述があります。

参考:SBI証券 東洋経済 会社四季報

1円円安で3億円弱増益のようです。

仮に今の120円水準で今季を走り切れば、45億円弱の利益の上乗せのなります。

まさに円安恩恵銘柄と言えそうです。

中期経営計画から

参考:2021年12月期 決算説明会資料

2025年度に対して非常に高い目標を設定しています。

2022年計画に対して売上高はほぼ1.5倍、経常利益は2倍です。

自己資本比率は50%にする計画のようです。

参考:2021年12月期 決算説明会資料

工業用ミシンについては事業提携や新会社の設立の手を打っているようです。

ミシンという成熟機器に対して他社との協業という方針なので言っていることはなんとなくわかります。

産業装置については領域拡大を狙っているようです。

配当について

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

近年配当金は30円前後を行ったり来たりです。

現状株価に対して配当利回りは低くはないのですが、業績によっては減配もあり得ます。

増配期待で買う銘柄ではなさそうですね。

この銘柄の魅力

たまに赤字を出すし、中期計画も目標が高すぎるような感じもします。

ただ、現状は急激な円安に対して日本政府が何もしません宣言している状態です。
(いや、無策はあり得ないと思うけど。。。マジで)

常識的な見解は置いといて、今期の計画通りの純利益31億円ならPER7.7倍です。

ドル/円120円で計算して純利益76億円とすると、PERはなんと3.4倍程度になります。

参考:マネックス証券 銘柄スカウター

2017年からの推移では予想PERの最低値は約4倍です。平均が10倍程度なので、円安が続けば

株価2程度まで跳ねても不思議ではありません。

テクニカル分析

月足

441、1049、2176に水平線を引きました。

結構わかりやすいトレンドですね。

週足1

週足ではさらに白の水平線が引けると思います。

ここは週足で大陽線で突破しましたね。

次は月足の雲を突き抜けるのが目標になります。

その次は950円って感じですね。

週足2

直近の高値と安値でフィボナッチ引いてみました。

0.618で1074円でほぼ僕の水平線と一致しています。

0.5で1277円です。

ちなみに1277円は予想PER12倍に相当します。

ここまで来ても全然おかしくないですね。

まとめ

ファンダメンタル分析

・ちょくちょく赤字出す会社です。
・中期経営計画の目標が高いすぎる気も・・・
・配当は安くないが、増配傾向ではないです。
・今期の業績予想が現状の為替と大きく乖離しています。

テクニカル分析

・1050円、1277円あたりが節目として意識されそうです。

総括

長期保有で成長を期待する銘柄ではないですが、円安での業績良化銘柄としてはまだまだ値幅取れそうな感じがします。

僕の保有銘柄でもあるので期待しています。

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