お疲れさまですリーマンさとしです!
2021/6/15にここの株450円で100株買いました。
この記事では飯野海運の概要、ファンダメンタル及びテクニカル分析、トレードプランを紹介します。
飯野海運の概要
社名が海運になっていますが、不動産事業も行っている会社です。
元々は海運業の会社だったのですが、途中から不動産業も始めたようです。
面白いのは売上は海運事業が主ですが、営業利益は不動産業が大半を占めるところです。

売上高は1000億円以下ですので、海運大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)に比べると1桁少ない海運中堅といったところでしょうか。
ファンダメンタル分析
業績指標関連
株価:456円
予想PER:8.04倍
実績PBR:0.61倍
自己資本比率:32.0%
予想配当利回り:3.54%
※ 参考:SBI証券 2021/6/15時点の算出値
売上高、営業利益、当期利益

2012~2014年の当期利益以外が大きく見ると横ばいといったとこですね。
中期的な業績向上の見込みについて
飯野海運の特徴として、安定収益の不動産業と景気に左右される海運業を営んでいるという点があります。下記は営業利益の内訳です。

参考:飯野海運 IRニュース
業績向上のカギは海運事業になります。この事業で利益が伸ばせればサプライズ決算になります。
そこで、バルチック海運指数(BDI)を見てみましょう。
※バルチック海運指数:外航海運市場において、輸送にかかる用船料の動きを表す指標
バルチック海運指数 月足

コロナショック時には大変なことになってますが、見事に激リバしています。今は2300~4200の値の中にいます。
もし、この値間でレンジ内値動きをするのであれば、海運業での利益上積みがあるのではないかと考えています。
-レンジ参考記事-
テクニカル分析紹介④ レンジと三角持ち合いをわかりやすく説明
-トレンドライン参考記事-
テクニカルチャート分析紹介③-トレンドラインと水平線-使い方紹介
配当について
2030年までの配当性向は30%を基本としているようです。

最近は利益が出ているので3%を超える高配当ですが、2016、2017年は通期10円の配当額でした。
そのような状況になると、456円の対する利回りは2%程度になります。
できれば高配当が期待できる今年度中に利食いしたいところです。
テクニカル分析とトレードプラン
月足

長期のオレンジ色のトレンドラインでは上昇トレンドですね。また、中期の青色のトレンドラインでも上昇トレンドです。
図中に平行線を3本引いてますが、今まさに450円近辺の平行線上です。
450円平行線まで下がっており、青色のトレンドライン下限だったので、押し目と判断してエントリーしました。
週足

今週末の価格が重要と考えています。
陽線が2本続いているので週足が3連続陽線+450円平行線よりも高値で終われば優位性が高まるのではと考えています。
日足

前回決算で大きく売られ(期待⇒失望売りかな?)、青色のトレンドラインで反発しています。
反発時のRSIは25程度まで下がっており、オシレーター的にも反発機運が感じられます。
利確とナンピンポイントについてですが、
利確ポイント
利確ポイント①:500円近辺
利確ポイント②:580円近辺
勢いよく反発するようであれば、500円程度でも利確するかもしれません。
ナンピンポイント
オレンジ色のベースライン上
ここまで待ってしまうと長期塩漬けになってしまうのですが、青色のベースラインから外れた場合に380円近辺の平行線では近すぎる気がします。
ここで下げ止まらないようであれば、長期上昇トレンドが崩れてしまうので損切を考える必要があるかと思います。
まとめ
最近大幅上昇している海運株の中でチャート的に押し目かもと感じたのでエントリーしました。
前回の決算で大幅に売り込まれていますが、直近では反発しています。
今年度中は配当利回りも高そうなので、下値は固いと予想しています。
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