2021年の年末に2大改訂が発表されました。
改悪①:投資信託保有で毎月貰えたポイントが保有残高到達時のみ付与に改定
改悪②:楽天銀行300万円以上の預金金利を0.04%に改定
非常に残念な変更になりますが、もう楽天証券には魅力はないのでしょうか?
この記事では改悪内容の詳細と楽天証券で取引するメリットについてまとめました。
しかし、改定されたサービスは年利0.05~0.1%です。
投信信託購入による積立投信購入やSPU適用の場合は、それぞれ1%(計2%)のポイント還元は健在です。
楽天ポイントは楽天経済圏と言われるほど用途が多いため、使い道に困りません。
投資信託購入用の証券会社として非常にオススメです。
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楽天証券楽天証券とは?
楽天証券はSBI証券に次ぐネット証券口座数No.2の大手証券会社です。
その名の通り、楽天グループに属しています。
楽天グループと言えば、楽天ポイントを中心に各種サービスとの連携力の高さが魅力です。
楽天証券は楽天銀行のサービス、楽天ポイントとの連携が魅力です。
改定されたサービスの詳細
投資信託資産形成ポイント
投資信託の保有金額に応じて楽天ポイントを貰えます。
サービス内容は2022年4月1日 00:00以降に切り替わるようです。
現状
投資信託の保有金額50万円以上に対して毎月楽天ポイントが貰えます。

参考:楽天証券 投資信託資産形成ポイント
ただ、注意点があって付与ポイントが1/2になってしまう商品、保有金額の算定対象外の商品もあります
詳しい説明のリンク貼っておきます。
50万円投資したとして年240ポイントは年利約0.05%になりますが、預けているだけでずっと貰えるならいいですね。
改定後
投資信託の保有金額が目安金額に達した際に1回だけ楽天ポイントが受け取れます。

参考:楽天証券 【投資信託資産形成ポイント】ポイント進呈条件の変更に関するお知らせ
今のところ付与ポイントが1/2になる商品はないようですが、保有金額の算定対象外の商品はあるようです。
詳しい説明のリンク貼っておきます。
楽天証券 【投資信託資産形成ポイント】ポイント進呈条件の変更に関するお知らせ
50万円の残高がある場合90ポイント貰って終わりになるので、継続性がなくなるのはゲンナリしますね。
マネーブリッジによる楽天銀行の優遇金利
マネーブリッジは楽天証券と楽天銀行の口座を連携させるサービスです。
主なメリットとしては口座間の自動入出金(スイープ)と楽天銀行の優遇金利です。
そのうち、楽天銀行の優遇金利が変更になるようです。
サービス内容は2022年4月1日00:00以降に切り替わるようです。
現状
楽天銀行口座内の預金金利が年利0.1%となります。
日本最大の銀行である三菱UFJ銀行のスーパー普通預金の金利が0.001%なので、ナント約100倍です!
楽天証券口座にある資金を、毎営業日夜間に楽天銀行へ「自動出金(スイープ)」されるので管理不要です。

参考:楽天証券 マネーブリッジ
ほったらかしで金利がつくのであれば楽ですよね。
改定後
どうやら300万円以上の預金については年金利0.04%になるようです。

300万円というと小さくない金額なので、みんなが到達する預金額ではないかもしれません。
しかし、ほったらかしで貰えるお金が目減りするのは痛いですね。
楽天証券で取引するメリット
では、楽天証券はもはや魅力的な証券会社ではなくなってしまったのか?
楽天証券を使うメリットを調べてみました。
投資信託の積立購入で年最大4000ポイントの楽天ポイント付与
楽天のクレジットカードで積立投資信託購入設定をすると、100円につき1ポイント楽天ポイントが付与されます。
月々50,000円まで設定可能とのことなので、これだけで月500ポイント、年間で6,000ポイント貯まりますね。

参考:楽天証券 楽天カードクレジット決済
積立NISAも楽天ポイント付与対象
昨今の米国株上昇により、積立NISAに注目している方も多いと思います。
この楽天ポイント付与は積立NISAでも有効です。
年40万円の枠を使い切れば年4,000ポイント貯めることができます。
楽天ポイント投資はSPUの対象
投資信託を楽天ポイント、もしくは楽天ポイントと現金で500円分買うとSPU(スーパーポイントアップ)の対象となります。
楽天市場などで楽天ポイントを使う時に+1%のポイントバックを受けることができます。

参考:楽天証券 SPU
※1つ注意事項があって、一回の購入で500円以上購入しないと適用にならないとのことです。
また、下記のように楽天ポイントコースに設定する必要があります。

参考:楽天証券 SPU
楽天ポイントは各種楽天サービスで使える
楽天グループは楽天経済圏とも言われてるくらい、幅広い分野を網羅しています。
楽天グループの強みは楽天ポイントの連携力です。
楽天市場をはじめ、キャッシュレス決済の楽天PAY、フリマアプリのラクマなど、ポイント先には困らないと思います。
まとめ
楽天証券のメリットは今回の改訂により少なくなりました。
しかし、投信保有によるポイントや楽天銀行金利は年利0.05~0.1%です。
積立投信購入やSPUではそれぞれ1%のポイント還元なので、このサービスに改定が入らない限りはまだまだ魅力的だと思います。
楽天ポイントは使用先に困らない点も嬉しいですよね。
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最近はスマートフォンのおかげで口座開設が簡単になりました。

参考:楽天証券 口座開設から手続きまで
もちろん、従来通り郵送での口座開設もできます。
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